SQL モードとは

SQL クエリをゼロから作成することに慣れている場合は、[Query] ステップで SQL モードを使用することもできます。ビジュアル モードで列やフィルターを追加してから SQL モードに切り替えた場合、ビジュアル モードの高度なドロワーの SQL プレビューにも同じ自動生成 SQL クエリが表示されます。ここでのポイントは、その SQL クエリを SQL モード編集すれば、ビジュアル モードでは生成できないような複雑な SQL 関数を含めることも可能になることです。

データ ソースを選択する

クエリの作成を始める前に、どこからデータを照会するかを決める必要があります。クエリの名前の横にあるデータ ソースのドロップダウンを選択して、接続されているデータ ソースを 1 つ選択します。

ビジュアル モードと同様に、SQL モードでは一度に 1 つのデータ ソースしかクエリできません。チャート内の複数データ ソースをクエリの対象にしたい場合は、データ ソースごとにクエリを作成し、そのクエリを Visual SQL でマージする必要があります。クエリのマージに関する詳細は、こちらをご確認ください。

SQL モードを選択する

クエリの対象となるデータ ソースを選択したら、クエリで [SQL] を選択して SQL モードを使用します。

SQL クエリを作成する

SQL モード クエリに使用される SQL 構文は、データ ソースの基盤となるデータベース タイプの構文でなければなりません。ただし、他の Visual SQL ステップすべての SQL 構文は SQLite です。

Atlassian Data Lake は Databricks のデータベースであるため、Data Lake をクエリする場合は適切な SQL 構文をご使用ください。Databricks SQL 構文の詳細をご確認ください。

Atlassian Analytics では特定の SQL コマンドがブロックされ、データ ソースへの悪意のあるクエリの送信が防止される点にもご注意ください。制限付き SQL コマンドの詳細はこちらをご確認ください。

クエリを実行する

クエリの準備ができたら、[Run query (クエリを実行)] を選択して実行します。結果テーブルとチャート プレビューは、クエリの結果に合わせて更新されます。

SQL モード クエリで任意の変数を参照する場合、実行されたクエリでそれらの変数に渡された実際の値を確認できます。実行されたクエリの詳細をご確認ください。

最初のクエリを実行したら、他の Visual SQL ステップを追加して、データをさらに変換できます。利用できるすべての Visual SQL ステップをご確認ください。

ビジュアル モードと SQL モードの切り替え

ビジュアル モードで変更を加えてクエリを実行すると、SQL モードでもクエリが更新されますが、その逆は当てはまりません。SQL モードで変更を加えてクエリを実行しても、ビジュアル モードの表示には影響しません。

ビジュアル モードと SQL モードを切り替える場合、ビジュアル モードで変更を加えても、ビジュアル モードからクエリを再実行するまでは、返される結果に影響はありません。